環境への適応

新しい保育園に通い始めてまだ一週間たってもいないのにこんなことをいうのもおかしな話だが,その環境に妙に適応しているみたい.というのも,前の保育園では最後の最後になっても登園後の別れ際に悲しそうな顔して離れなかったり,抱っこをせがむことがあったのに,今回はそれが全然ないから.不思議.親としては前の保育園に特に不満はなかっただけに尚更.一応いろいろ理由をいろいろ考えてみる.例えば部屋の広さ.天井が高く開放的で,走り回ってもすぐぶつかるということはない.人口密度も低く,息苦しさがない.また先生の雰囲気.「家庭的」だった前と比べて「学校的」とでもいうか.園が新設で園児は全員新入という要因もあるかもしれないし,前よりずっと家に近い場所で地理的な親近感もあるかもしれない.あるいは加齢による心理的な発達があったのかもしれないし,建設当時からここに行くと言い聞かせていたので期待感や精神的な準備ができていたのかもしれない. これからまたどうなるか判らないからなんとも言えないが,そんなことをつらつら考えつつ,親としてはちょっと安心している.