2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

イエローからyellowへ

家庭での会話を子どもが外で漏らしてしまって、先生や他の保護者が内輪の話を妙によく知っている、というのはどこのうちにもある出来事だと思います。親にとっては赤面ものでも、子どもには悪気なんかありません。そこで我が家ではデリケートな話題を子ども…

日暮吉延長『東京裁判』(2008年)

「ラノベかと思った」とは、あるひとの弁。新書のわりには400頁を超えるボリュームをもつ本書は、学界ですでに決定版として評価されている前著『東京裁判の国際関係』(2002年)を圧縮し、そのエッセンスを伝えたものである。 本書の特色は、東京裁判に関す…

住所と選挙

埼玉都民は県知事選挙よりも都知事選挙の方に関心があったりしますが、日本でも国会よりもアメリカ政治の方に関心があるひとが少なくないようで、今日は朝からNHKでブッシュ大統領による一般教書演説を生中継するようです。 たしかに、こうサブプライム問題…

武富健治『鈴木先生』(2006年〜)

中学校は百鬼夜行。このマンガの感想を一言でいうとそうなる。 本書は首都圏のある公立中学校で二年生を受けもつ鈴木先生が、生徒たちが次々にひきおこすトラブルにどのように向き合い、解決しようとしたのか、そのスリリングでファニーな展開を描いたもので…

大宮氷川神社

正月は、三が日がすぎてから大宮の氷川神社にお参りにいきました。新聞によると、三が日だけで200万人の参拝客が集まったという、文字通りの大宮。

伊勢丹のレッズ選手

浦和伊勢丹にあるレッズ選手の集合写真。「ワシントン、辞めちゃうんだね」と子ども名残惜しんでいました(2008年1月27日追記)。

浦和駅前ロータリー

浦和駅西口のロータリーにあるレッズ応援イルミネーション。2007年の活躍とほろ苦い結末を記念して写真を載せておきます(2008年1月27日追記)。

マイク・デイヴィス『感染爆発』(原著2005年)

なぜまだ起きていないのか不思議なくらいだ、と評されるパンデミック。本書は、世界規模での大量死をひきおこしかねないトリインフルエンザの流行に警鐘を鳴らす本である。 予想される新型インフルエンザ(H5N1型)は毒性が強く、感染しやすい上、ワクチンの…

薬の副作用

子どもの通う保育園でインフルエンザが流行っています。国立感染症研究所の「インフルエンザ流状状況」をみると、全国的にじわりじわりと流行が広がっているのが分かります。 http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/2007_2008/trend.html 2008…

関西三空港と離島

ある頃から実家の上空を飛行機がよく通るようになりました。その直上がちょうど旅客機がアプローチするためのルートであるらしく、関西空港ができてからというもの、周囲に高い建物がないせいもあって、かなり頻繁に目にするようになりました。けれども、飛…

しまじろう

年末にベネッセのしまじろうコンサートに行ってきました。コンサートはミュージカル仕立てで、しまじろうたちがサンタのおもちゃ工場の手伝いをするというお話です。一緒に歌を歌ったり、客席にお姉さんがやってきたり、きらきら光るカードを使って芝居に参…

裏山の千光寺

11月の帰省のときには海の手の城山に登りましたが、正月には裏山にある寺にお参りしました。小さい頃から正月にはよく登っていたお寺で、子どもにとっては二年連続の登山です。 この山の標高は448メートルで、東日本にあるような山と比べるとけっして高くは…

細谷雄一『外交』2007年

イギリス外交史の俊英になる本書は、古代から今日までの「外交」観念と技術の歴史を叙述しつつ、現代世界における「外交」の可能性を探った著作である。本書は、外交学の入門として簡明であるとともに、確信せるヨーロッパ中心主義の主張である点で、興味深…

加えて茂る

久しぶりの日記です。更新をさぼっていた間、正月は実家に帰省していました。昨年は親戚に不幸があったり、弟の家に二人目の子どもが生まれたりで、お正月はお祝いしませんでした。去年あたりから自分の周りでそういう出来事が多くて、新旧世代が交代する蝶…