2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧
大学に行ってIDカードをもらってくる.岬の森を切りひらいてつくった大学なのでカモメやリスがたくさんいるのはいいのだけれど,やたら広いので自転車の必要性を痛感.構内に住む場所が確保できなかったので,急行のバスで20分くらいのところにマンスリーマ…
午前中,宿題原稿を放り出して,サイクリングへ.ゴールデンゲートブリッジを渡って対岸のサウサリートまで行って,フェリーで帰ってくる.子どもと一緒に行きたくて,下調べまでしていたのだけど,残念.夕方,空路,バンクーバーへ.イミグレーションに長…
29日は午前中にオペラハウスの見学に.ここは日本が独立した場所.というのは,サンフランシスコ講和条約が締結されたところだから.1951年の会議では先日触れたE.H.ノーマンもカナダ代表首席随員として参加していて,自分の研究にとっても聖地のようなとこ…
というわけでバンクーバーの前にサンフランシスコに立ち寄っています.もともと家族三人で来るはずだったのだけど,彼女の急病のため妻子はキャンセルし,結局一人に.フライトはユナイテッドで,かつてなく快適.これまで飛行機に酔う,眠れない,離着陸時…
最近読んだ『デス・ノート』と『われ巣鴨に出頭せず』について感想.前者に関しては,キラは新世界の神というよりもリヴァイアサンで,その理由は1)犯罪抑止といった外形的な秩序に重点があり,精神的・内面的な価値が軽視されていること,2)ルールにや…
まだ21日以降の日記がつけおわってないのだけど,またこれから1週間くらいは落ち着くまでは日記も滞るかと思いますが,たま見てください>みなさん.とりあえず下に最近読んだもので書き留めておきたかったものを箇条書きでにしておきます.それではいって…
最初の1週間ほどは三人で渡航する予定だったのだけど,事情により妻子はキャンセルすることにこの日決める.バッファ期間がなくなって,急にしんみりしてしまう.(後日記28/08/2006)
早朝、近くの公園に子どもとセミとりに行く。例年大量発生する公園で、今年も盛りを過ぎたとはいえ30分ほどでアブラゼミ4匹とミンミンゼミ2匹を捕まえる。昼過ぎ、彼女の友達からもらったチケットで映画ポケモンを見る。ラピュタとコナンを下敷きにした…
冷戦後に旧ソ連から流出した兵器を扱う武器商人の話を見る。事実問題として大量破壊兵器とは、核兵器や生物化学兵器のようなものをいうのではなく、AK47のような小火器であること、絶えざる技術革新の結果、型落ちした兵器の下取り先としてアフリカや南米が…
ようやく歯の治療が完了する。日記には何回か飛ばしたが、診察券をみると9回も通ったみたい。締めて19,240円也。結局、1本は銀歯に、他にも4、5カ所治療してもらった。当初は単に詰め物が外れた箇所の修繕だけの予定だったのだけど、タイミング的にはち…
6年間続けた仕事が今日で最後.個人的に非常に勉強になる仕事だったし,スタッフの方もできた人たちばかりだったので,得るものが大きかった.扱った内容の一部を列挙してみる. 加藤周一「日本文学史序説」 尾藤正英「日本文化の歴史」 柄谷行人「マクベス…
今日は子どもの3度目の誕生日なので,子どもの成長を祝い,4年前の彼女のお産を労う.(後日記24/08/2006)
朝起きるとすでに小泉首相は靖国神社に参拝した後だった。思うに、ヤスクニは多元的で重層的な争点をひとまとめに呑み込むような特異点になっているという社会的な事実への検討が必要なような気がする。「ヤスクニ」には、例えば東京裁判を文明の裁きと見る…
昔のバイト先の仲間と新宿で昼ご飯。うちを含めて5家族が参加(S&H夫妻、S夫妻、Mさん、Sさん)。妻子は仙台から直行。話題は海外旅行、子育て、マイホーム建設など。いろいろお餞別を頂く。気のおけない仲間との会食は明日への活力になってよい。(後日記2…
子どもの誕生日プレゼントや翌日に会う友達の子ら向けのお土産を買う。以前はアニュアルなアニメ・キャラクターものがイヤで、その手のものはかたくなに買ってこなかったのだけど(保育園の大半の子どもは『ムシキング』『ポケモン』『ラブ・アンド・ベリー…
論文執筆。(後日記21/08/2006)
都内某所で資料調査。夜、長い付き合いのTさんと飲み。日本人の研究者が世界で勝負をするための戦略のような話をする。愉快にして有益。(後日記21/08/2006)
論文執筆。(後日記21/08/2006)
昼過ぎ馴染みの寿司屋に連れて行っていただく.その後,彼女の祖父の家を訪ねて,古いアルバムなどを見せていただく.うちの子は,彼の曾祖父にあたるひとの若い頃の写真と目の前のご当人と見比べて,不思議そうな顔をしていた.妻子を残して,夜9時過ぎの…
この時期は仙台七夕祭り.夕方街中まで出てぶらぶらと見物.よく見ると短冊に優秀賞などの評価がついていて,競い合っていることを初めて知る.(後日記19/08/2006)
朝,バスで神戸空港に移動し,昼過ぎに仙台空港着.彼女の実家のある街.空港から東北線までを結ぶ新線建設中らしく,子どもと二人で興奮する.(後日記19/08/2006)
午前中水浴び.昼から港に出かけたり.夜は実家から花火を見る.会場の海岸からは3キロくらい離れているけど,さえぎるもののない田舎なので結構よく見える.(後日記19/08/2006)
午前中にお墓参り.野菜を収穫.昼過ぎに水浴びをし,夕方夏祭りに行って阿波踊りを見る.久しぶりに見たけど,近年は正統派の阿波踊り以外にもよさこいみたいなものもあって,随分変化を感じた.あと,街を家族で歩いていて高校時代の友人に声を掛けられた…
午前中バイト先で仕事。その後新宿から羽田に移動して飛行機で神戸に。羽田までは45分くらい。晴れていたので飛行機からは川崎、富士五湖、南アルプス、濃尾平野、伊吹山、琵琶湖、京都、亀岡などがくっきり見えた。1時間ちょっとで着陸し、バスに乗り換え…
ここでは社会学と儒教の親和性について、思うところを述べてみたい。社会学は社会を役割の体系とみなし、個人よりも関係のアプリオリ性を想定しているわけだけれども、それは儒教が個々の人格よりも三綱五倫といった関係的な役割の束として人間を把握してい…
先輩のA&O夫妻と家族で会食。古くからの付き合いで、今は自宅が近所。餞別に葡萄やらワインやらいろいろ頂く。お二人とも社会学が専門で、翻ってうちの彼女は儒教を研究しているので、年来の持論である「社会学と儒教の親和性」説をぶってみる。会食の前にこ…
久しぶりに学校に行き、図書館や研究所にたまっていた本を返したり。後輩からある研究会に誘われ、参加者の顔ぶれに惹かれるも、今年度は無理と泣く泣く断る。(後日記19/08/2006)
<訃報>鶴見和子さん88歳=上智大名誉教授、社会学者 民俗学の方法を取り入れた独自の学風で知られた社会学者で上智大名誉教授の鶴見和子さんが7月31日、死去した。88歳。葬儀の日取りと喪主は未定。父は政治家の鶴見祐輔、母方の祖父は後藤新平。柳…
各論者の最後の一文がそれぞれ印象的.内容の方も没後10年たって丸山論2.0みたいな段階になってきたのかな,と. 「こうしたことを口にするのは丸山・スペシャリスト,ウェーバー・スペシャリストでない人間の無責任な方言だといった批判が早速来そうな気が…
7月は所期の会議や報告,申請書など一通り仕事をこなし,我ながら奇跡的と思っているのだが(これも各方面のご支援のたまものと思ってます.はい),8月はやばい.論文新作1本に,リライト1本,あとなぜか今さらレポートが1本あったりする.帰省中も夜…