2007-01-01から1年間の記事一覧

日本の農家

先月の帰省時に子どもに農機具を触らせ、簡単な作業をやらせてみました。実家もまた日本の農家の例にもれず集約度の高い農業を営んでいて、一通りの機械・道具が揃っています。 ・トラクター 子どもがまず真っ先に体験したのがトラクターによる耕地です。ト…

クリスマス会

子どもが通っている保育園のエントランスには現在クリスマス・ツリーが飾ってあります。しかし、その保育園は真言宗のお寺さんが経営するれっきとした仏教系なのです。 4月の花祭りでは少し離れたところにあるお寺にお参りする行事がありました。7月には盆…

荒川のハザード・マップ

荒川河川事務所のサイトで洪水時のハザード・マップを見ることができます。これが非常によくできていて、関心のあるひとには一見の価値があると思います。http://itgis.ara.go.jp/arahzd/index.html http://itgis.ara.go.jp/arahzd/app/map/main.jsp (※左側…

荒川の越流堤

先日、荒川河川敷にサッカーの練習で出かけた後、対岸の志木側にまで遠回りしてみました。対岸から見て初めて気づいたんですが、浦和側の堤防には越流堤があるんですね。 もともと荒川はその名の通り洪水の絶えない川だったそうです。荒川は下流では隅田川と…

シャア専用

昨日、日曜日の出来事をつづってみます。 午前、自転車で子どもと浦和に出かける。県立図書館で本の返却と貸し出しを受ける。レッズ関係図書の展示が行われていた。『ヤドカリの殻交換』『科学のアルバム 惑星をみよう』『兵庫県の民話』。前二著は彼の選択…

柴右衛門狸

先日訪ねた三熊山城には柴右衛門狸を祀った小さな社があります。 この社はかつてこの山に住んでいたタヌキ、柴右衛門の話に由来します。無類の芝居好きで、海を渡り道頓堀中座にまで人間に化けて通うのを楽しみにしていた柴右衛門は、ある日、犬に正体を見破…

鮎屋の滝と三熊山城

11月に帰省した際に弟家族らとあちこちドライブしました。 まず訪れたのが鮎屋の滝。この滝を訪れるのは今の自分の子どもの年頃以来で、ほとんど記憶はありませんでした。ただなんとなくしょぼい印象があったのですが、何十年かぶりに訪ねた鮎屋の滝は思いの…

『ウルトラ・ダラー』のインテリジェンス

手嶋龍一の『ウルトラ・ダラー』が文庫化されたのを機に、手にとってみました。気になったところをメモしておきます。 まず著者のインテリジェンス観が開陳されている箇所。 雑多な情報のなかからインテリジェンスを選り分けて、国家の舵を握る者に提示して…

DMCの諧謔精神

タマニャン、モルソンのCMとつづけて諧謔に包まれた皮肉について書きましたが、同じような味わいをもつマンガに若杉公徳の『デトロイト・メタル・シティ』(DMC)というマンガがあります。 DMCは、普段は優しく温厚でポップミュージックを愛好する主人公、根…

タマニャンとカナダ

今朝の新聞でタマニャンが埼玉県新座市にある東京都の飛び地について解説していました。どういう経緯かはっきりしないそうなのですが、新座市内には南側に隣接する練馬区の小さな飛び地があって、現在も七軒の住宅があります。ここに住む人たちは行政区部分…

レッズ敗戦とTVドラマ

浦和レッズが天皇杯での敗北に続いて、優勝がかかったJリーグ最終節の試合でも負けました。あれほど勝ち点差があったのに、あれよあれよという間に鹿島に迫られ、最後の最後で抜き去られる。がっかりです。 水谷豊と寺脇康文が出演している『相棒』も安定し…

真言

実家の宗旨は真言宗なので、先日の法事もそのやり方で行いました。近隣ではお大師講を毎月持ち回りで行っていて、小さい頃から当番日の夜に参会者が真言を唱える声によく馴染んでいました。また祖母、両親ともに、四国八十八カ所巡りに足繁く通っていたので…

パン屋

帰省時に商店街でパン屋を開いている高校時代の友人を訪ねました。昨夏に阿波踊りを見物するために街を歩いていて偶然再会して以来です。 お店は小さいながらも、パンの種類は豊富で、頻繁に焼きたてを出していて、目移りしました。友人お勧めのクロワッサン…

五十回忌

連休中は曾祖父の五十回忌の法事で帰省していました。曾祖父は明治31年(1898年)に生まれ、昭和33年(1958年)に亡くなりました。この人はうちの子どもから見て四代前のご先祖になるので、法事には、よくは承知していないけれども、微妙に顔の似ている遠い…

タマニャン

新聞の県版に2,3週に一度の頻度で「教えて タマニャン」なるコーナーがあります。「熊谷が暑いのはいつからなの?」とか「浦和一女があってなぜ二女がないの?」とか「さいたま市、どうして平仮名なの?」などの地域の事柄に関する素朴な疑問に対して平明に…

『相棒』時間変更のお知らせ

全国の相棒ファンよ、明日11月21日のドラマ『相棒』はまたサッカー放送のために30分遅れの9時半開始だ。サッカーは北京五輪アジア地区最終予選で、日本対サウジ戦、90分で引き分けの場合は勝ち点1ずつで、日本の五輪進出が決まる。心して応援し、しかるのち…

慶事の効用

先週末、久しぶりに大学時代の仲間たちと会ってきました。進路は異にしたけれども、それぞれの分野で活躍しているひとたちと話をするのは刺激的で、この機会を与えてくれた二人に感謝。他方、筆を折ることなく文章を書き続けていたひともいて、そのうちの一…

マルエン

先年他界したある高名な経済学者の個人文書を調べていて、それに関係する1990年発行の『思想の科学』を手に取ってみたら表紙が岡崎京子でびっくりしました。若い二人の男女の会話を描いたイラストで、男子の方は得意げに「マルクスのみょう字ってエンゲルス…

渋谷でACL観戦

今日は8時近くまで品川で仕事があり、自宅でACL決勝を観戦することがかなわないと分かっていたでの、渋谷のお店に飛び込んで見てきました。すでに永井が1点入れた後とあって、お店の中はなかなかの盛り上がり。後半戦の応援もいやがおうにも熱が入ります。セ…

相棒ちりとてちん

毎週楽しみにしているドラマ『相棒』(テレビ朝日系)が今週は浦和レッズ対セパハン戦放送のため30分繰り下げ(延長の場合はドラマは休止)という扱いのようです。全国の『相棒』ファンは気をつけて下さい(相棒 season17|テレビ朝日)。 それからもう一つ…

須原屋

浦和の旧中山道沿いに須原屋という書店があります。新宿や池袋の本屋に比べるとけっして大きくはありませんが、学術書からレッズ関連本まで品揃えは多彩で、良心的な本屋さんです。 「須原屋」と聞くと、歴史をやっている人間には「江戸書林の魁」、須原屋茂…

浦和と大宮

辛酸なめ子のブログで面白い記述を発見した、と彼女が教えてくれたのでメモ。浦和シリーズ。 台風の中、有楽町の丸井に行ったらトイレで隣の女子二人が浦和の話題を出していました 「浦和のパルコ行った?」 「行ったけど、結局何も買わなくて大宮で買い物し…

埼玉都民とレッズ人気

先日、浦和レッズはセパハンとのACL決勝第一戦を引き分けました。埼玉スタジアムのパブリック・ビューイングにはイランまで応援に行けなかったレッズ・サポーターが5000人も集まった、と新聞地元版が報じていました。なぜかくもレッズは人気なのでしょうか。…

新幹線反対運動と埼京線

『浦和市史』第五巻現代史史料編IIを繙くと、埼京線建設の経緯に関するいくつかの記事が収録されています(pp.224-238)。 埼京線は1970年代に東北・上越新幹線と伴に建設され、1985年に開業しました。『市史』の史料をみると、「東北900万人」の悲願である…

浦和市史

秋の夜長に『浦和市史』第五巻現代史史料編IIの頁を繰りました(浦和市総務部行政管理課編、2000年)。大宮、与野との合併を控えて編集された史料集で、1975年頃から1999年頃までの出来事に関する記事をおさめています。出典は『埼玉新聞』や市広報『市民と…

みかんをもむ

最近我が家ではみかんが大流行です。毎日一人1つ、2つ食べるくらいで、今朝も遅刻しそうだというのに子どもが「これだけは」と何房も口にほおばって出かけました。 うちの親戚でかつてみかん栽培をやっていた農家がいました。牛肉・オレンジ輸入自由化前後…

千葉周作と柄谷行人

司馬遼太郎の街道を行くシリーズの『ニューヨーク散歩』を読んでいたら、当時、コロンビア大学院生だったインドラ・リービに通訳をしてもらったという記述に出会った。インドラ・リービはリービ英雄の妹で、現在はスタンフォード大学アジア語学部の助教授を…

七五三

週末に子どもの七五三参りに行ってきました。七五三は数えでも行いますが、我が家は昨年ディアスポラだったので、満年齢の5歳になる今年の秋にすることにしました。衣装はかれこれ30年前に自分がはいた袴を母が送ってくれたものです。お下がりで多少の汚れも…

サッカー観戦始末記

昨日は友人家族とサッカーを埼玉スタジアムで観戦してきました。けれども、試合開始時間を激しく勘違いしていて、キックオフの時間に待ち合わせしてしまうという大失態をやらかし、平謝り。 埼玉スタジアムは今回が初めて。自転車で行ける駒場と違ってかなり…

運動会その他

先週来、ネットをゆっくりする余裕がなくて更新をさぼってしまいました。静岡みたいな神奈川や、群馬みたいな埼玉に出張る用が続いた上、週末は保育園の運動会、今週は七五三の準備をしたり、風邪で伏せったりしていました。 運動会は前日の荒天が嘘のような…