2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

真言

実家の宗旨は真言宗なので、先日の法事もそのやり方で行いました。近隣ではお大師講を毎月持ち回りで行っていて、小さい頃から当番日の夜に参会者が真言を唱える声によく馴染んでいました。また祖母、両親ともに、四国八十八カ所巡りに足繁く通っていたので…

パン屋

帰省時に商店街でパン屋を開いている高校時代の友人を訪ねました。昨夏に阿波踊りを見物するために街を歩いていて偶然再会して以来です。 お店は小さいながらも、パンの種類は豊富で、頻繁に焼きたてを出していて、目移りしました。友人お勧めのクロワッサン…

五十回忌

連休中は曾祖父の五十回忌の法事で帰省していました。曾祖父は明治31年(1898年)に生まれ、昭和33年(1958年)に亡くなりました。この人はうちの子どもから見て四代前のご先祖になるので、法事には、よくは承知していないけれども、微妙に顔の似ている遠い…

タマニャン

新聞の県版に2,3週に一度の頻度で「教えて タマニャン」なるコーナーがあります。「熊谷が暑いのはいつからなの?」とか「浦和一女があってなぜ二女がないの?」とか「さいたま市、どうして平仮名なの?」などの地域の事柄に関する素朴な疑問に対して平明に…

『相棒』時間変更のお知らせ

全国の相棒ファンよ、明日11月21日のドラマ『相棒』はまたサッカー放送のために30分遅れの9時半開始だ。サッカーは北京五輪アジア地区最終予選で、日本対サウジ戦、90分で引き分けの場合は勝ち点1ずつで、日本の五輪進出が決まる。心して応援し、しかるのち…

慶事の効用

先週末、久しぶりに大学時代の仲間たちと会ってきました。進路は異にしたけれども、それぞれの分野で活躍しているひとたちと話をするのは刺激的で、この機会を与えてくれた二人に感謝。他方、筆を折ることなく文章を書き続けていたひともいて、そのうちの一…

マルエン

先年他界したある高名な経済学者の個人文書を調べていて、それに関係する1990年発行の『思想の科学』を手に取ってみたら表紙が岡崎京子でびっくりしました。若い二人の男女の会話を描いたイラストで、男子の方は得意げに「マルクスのみょう字ってエンゲルス…

渋谷でACL観戦

今日は8時近くまで品川で仕事があり、自宅でACL決勝を観戦することがかなわないと分かっていたでの、渋谷のお店に飛び込んで見てきました。すでに永井が1点入れた後とあって、お店の中はなかなかの盛り上がり。後半戦の応援もいやがおうにも熱が入ります。セ…

相棒ちりとてちん

毎週楽しみにしているドラマ『相棒』(テレビ朝日系)が今週は浦和レッズ対セパハン戦放送のため30分繰り下げ(延長の場合はドラマは休止)という扱いのようです。全国の『相棒』ファンは気をつけて下さい(相棒 season17|テレビ朝日)。 それからもう一つ…

須原屋

浦和の旧中山道沿いに須原屋という書店があります。新宿や池袋の本屋に比べるとけっして大きくはありませんが、学術書からレッズ関連本まで品揃えは多彩で、良心的な本屋さんです。 「須原屋」と聞くと、歴史をやっている人間には「江戸書林の魁」、須原屋茂…

浦和と大宮

辛酸なめ子のブログで面白い記述を発見した、と彼女が教えてくれたのでメモ。浦和シリーズ。 台風の中、有楽町の丸井に行ったらトイレで隣の女子二人が浦和の話題を出していました 「浦和のパルコ行った?」 「行ったけど、結局何も買わなくて大宮で買い物し…

埼玉都民とレッズ人気

先日、浦和レッズはセパハンとのACL決勝第一戦を引き分けました。埼玉スタジアムのパブリック・ビューイングにはイランまで応援に行けなかったレッズ・サポーターが5000人も集まった、と新聞地元版が報じていました。なぜかくもレッズは人気なのでしょうか。…

新幹線反対運動と埼京線

『浦和市史』第五巻現代史史料編IIを繙くと、埼京線建設の経緯に関するいくつかの記事が収録されています(pp.224-238)。 埼京線は1970年代に東北・上越新幹線と伴に建設され、1985年に開業しました。『市史』の史料をみると、「東北900万人」の悲願である…

浦和市史

秋の夜長に『浦和市史』第五巻現代史史料編IIの頁を繰りました(浦和市総務部行政管理課編、2000年)。大宮、与野との合併を控えて編集された史料集で、1975年頃から1999年頃までの出来事に関する記事をおさめています。出典は『埼玉新聞』や市広報『市民と…

みかんをもむ

最近我が家ではみかんが大流行です。毎日一人1つ、2つ食べるくらいで、今朝も遅刻しそうだというのに子どもが「これだけは」と何房も口にほおばって出かけました。 うちの親戚でかつてみかん栽培をやっていた農家がいました。牛肉・オレンジ輸入自由化前後…

千葉周作と柄谷行人

司馬遼太郎の街道を行くシリーズの『ニューヨーク散歩』を読んでいたら、当時、コロンビア大学院生だったインドラ・リービに通訳をしてもらったという記述に出会った。インドラ・リービはリービ英雄の妹で、現在はスタンフォード大学アジア語学部の助教授を…