認定こども園

日経新聞社説の「認定こども園」の記事.

【社説】幼保「三元化」の先が見えない
 幼稚園と保育所の機能を一体化して「認定こども園」をつくる法案の国会審議が始まった。親が働いているかどうかで、就学前の子供が通う施設の所管が文部科学省厚生労働省とに分かれ、機能も設備も職員資格も異なる現状は、もはや時代遅れだ。すべての子供の健やかな育ちを最優先しながら、親のライフスタイルの変化、教育・保育ニーズの多様化、地域の実情に合った受け入れ施設を目指して議論を深めてほしい。
 少子化や女性の社会進出に伴って幼稚園児はこの10年で10万人減り、現在170万人強。定員割れや廃園も目立つ。一方、保育園児は同時期に40万人増えて200万人に迫り、2万3000人が待機中だ。さらに核家族化で育児不安を来す専業主婦にも社会の手助けが必要になり、職を持つ主婦も充実した幼児教育を望むようになった。従来の二元体制のほころびは日増しに広がっている。
 こうした状況を受けて、法案が親の就労の有無にかかわらず、ゼロ歳から5歳のすべての子供を新たな総合施設の対象にしたことは、一歩前進と言えよう。育児不安への相談事業など子育て支援の実施を認定要件にしたことも、妥当だ。(日経12/4/2006)

AERA』の記事で,幼稚園ママ(=主婦)と保育園ママ(=働くママ)は価値観が違うので,小学校のPTAなんかでもそりが合わないというのを読んだけど,三つ目ができてこれからどうなるんだろう.先のことはよくわからないけど,各家庭がそれぞれしっくりあったやり方でやるのが子にとっても親にとってもいいということだけは,保育園で知り合ったいろんなママ友,パパ友を見ていて,断言できる.