多言語チャンネル

 夕飯後コンタックを飲んでぼーっとした頭でテレビをみていると、なにやら見覚えのある人名が字幕に出てきました。地元の多言語テレビ局による放送で、日曜プライムは視聴者参加型の討論番組です。言葉はマンダリン(北京語)ですが繁体字で表記されている字幕をみると(台湾系向けなんでしょう)、今日のテーマは「慰安婦問題に関する安倍の謝罪は本心かどうか」*1のようです。老若男女いろいろなひとが電話をかけてくるんですが、中には電話の背景で子どもが騒いでいる様子が筒抜けのものもあって微笑みを誘います(なんと生放送)。内容はというと中国語はさっぱりなので全然把握できませんが、とりあえず電話の声がみな激していることはよく分かりました。この局は他にも広東語、パンジャブー語(インド系)、タガログ語(フィリピン系)を主要な放送言語としていて、この街のエスニシティと関心のありようを示しています。

*1:ここは当初繁体字だったのですが、文字化けすることが分かったので日本語に訳しました。2008年2月6日追記