千鳥ヶ淵

　連休中に子どもと東京まで散歩に出かけました。千鳥ヶ淵、靖国神社、早稲田、都電荒川線というコースです。
　埼京線で新宿駅まで出てから地下鉄に乗り換えて九段下へ。サブウェイで昼食を調達して、いざボートに乗船。千鳥ヶ淵は桜の名所で、春には長蛇の列ができるボート場ですが、その日は他に２，３組しかいませんでした。30分500円、1時間1,000円というのは不忍池と比べて割高ですが（観桜期には割り増し料金あり）、その分ずっと変化に富んだ景色を楽しむことができて気に入っています。この日はわりあい暑くて、お堀端には彼岸花が咲いている一方で、セミの鳴き声もまだ聞こえました。お堀はかなりの急傾斜で忍者の苦労がしのばれます。千鳥ヶ淵の水面からは北には靖国神社や武道館を、南には首都高速環状線や吹上御所の森をみることができます。
　子どもは、これまで何度も経験があるので、ボートに乗るのは平気です。今回は積極的に漕いでみたいというのでやらせてみたら、なかなか筋がよくて、オールの使い方は一応さまになっていました。ただ、やはりオールを持ち上げて返すだけの力がないので、ボートを進めることはできず、水を掻いている感じではありましたが。