丸の内のJAXAi

　先日、丸の内オアゾにあるJAXAiという広報施設にいってきました。
http://www.jaxa.jp/visit/jaxai/index_j.html
　JAXAというのは宇宙航空研究開発機構のことで、日本の宇宙ロケット開発を担っている機関です。
　施設では、H-IIA型ロケットのエンジンの実物に触れたり、宇宙飛行士が船外活動する際に着用するスーツを着てみたりすることができて、貴重な経験でした。
　案内の方の話によると、今はちょうど宇宙飛行士の世代交代の時期で次の世代の飛行士を募集しているそうです。スペースシャトルはもう終了することが決まっていて、今後は日本が自前で有人宇宙飛行を実現していく予定ということでした。毛利さんや向井さんの世代の宇宙飛行士にしても、最後のひとが宇宙に行くまで十年以上も待機させられているのをみると、それだけでも精神的にきつい気がします。
　ところで、オアゾのホールには大きなゲルニカの絵がなぜか展示されていました。ロケット開発はナチス・ドイツと、三菱重工は兵器産業と関係しているだけに、この組み合わせはどうなんだろうとつい考えてしまいました。