パイプオルガン
近所の彩の国さいたま芸術劇場で無料コンサートがあったので、行ってきました。
パイプオルガンとヴィオラの演奏によるバロック音楽です。
オルガンはそう広くない空間を音楽で包み込むような力があって心地よかったのですが、その半面、子どもも私も眠くなってしまうのが難点でしたw
演奏後にはオルガンの見学もさせてもらいました。今は電力で風を送っていますが、昔は専用の人夫がふいごを使って送風していたそうです。
地方自治体のオルガンというと、草野厚の『癒しの楽器パイプオルガンと政治』という本を思い出します。係の方がオルガンについてとても丁寧に紹介してくれるので、その説明責任を果たします!的な姿勢から本書を想起したのですが、後で調べてみると、実際、このガルニエ製のオルガンが話題になっていました。
いずれにせよ、週末に気軽にミニコンサートに触れられるのは、またオルガンのような内部構造が見えにくい楽器を中身まで紹介してくれることは、子どもにとっては得難い経験で、とてもよかったと思います。
- 作者: 草野厚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/01
- メディア: 新書
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