インディ・ジョーンズ再見

 再びインディ・ジョーンズを見ました。前回は子どもと二人だけで見たのですが、それが妻の癪に障って大変だったので、今回は家族全員で見ました。
 一度吹き替えで見ているので、2度目は子どもも字幕版に挑戦。「字幕があったから(英語でも)分かったよ」という発言は眉唾ですが、でも一度もぐずったりせず、食い入るように見ていたのでインディの世界は満喫できたのでしょう。
 大人にとっても、英語・字幕版の方が吹き替えよりも情報量が多くて、2度目でも十分楽しめました。核兵器やエイリアンに対する想像力の安っぽさと、FBIや赤狩りの偏執ぶりが、いかにも50年代のアメリカっぽくてよかったです。
 スピルバーグインディ・ジョーンズを20世紀の典型的アメリカ人として描きたかったのであり、たしかにそのような人物は珍しくなかった、というのが実感される映画でした。