学園祭

　近所の大学で学園祭があったので、のぞいてみました。以前もオープンキャンパスの際に訪問して、ブタの肝臓からDNAを抽出したり、巨大なしゃぼんだまの内部に入ってみたり、ペットボトルロケットを発射してみたり、低温超電導によるを見てみたり、奥深い科学の一端に触れさせてもらいました。
　今回は学生のパフォーマンスや留学生らの出店を見ることで、多様な世界の一端に触れることができました。パフォーマンスでは学生サークルによる某ブロードウェイミュージカルを見たり、空手部の演武をみたりしました。出店では、ネパールや中国、インド、バングラディシュ、韓国、トルコ（中東？）などから来た留学生らのエスニック・フードを見てまわって、買い食いしました。南アジア、西アジアからの留学生の場合、けっこうな割合での家族づれで生活しており、妻子の姿も多く見かけます。うちの子と同じくらいの年齢の場合、ほんとど日本育ちなので、バイリンガルに育っているようです。以前、運動場でクリケットを楽しんでいる様子を見かけたこともありました。
　日本人の学生たちも、そうしたアジア系の留学生やその家族が学内外で多く見かけることを、日常として受け止めているようでした。理系の強い独法大学なので、就労目的の留学生もそんなに多くないのでしょう。こんなに近いところに多民族コミュニティがあるとは気づきませんでした。