必死の代案?

 都知事選候補者の外山恒一氏の政見放送をYTで見たり、彼の言動にまつわる記述をネットで読んだりしました。東京の雰囲気は全然分かりませんが、泡沫候補の中では健闘しそうな勢いですよね。上位五位に入りそうなのはファシストフェミニストコミュニスト、メタボリスト、アナーキスト、マッド・サイエンティストという感じでしょうか。まるで1930年代的混沌。そうした視線で改めて外山氏の政見放送を見ると、こうした状況の再帰的な描写のように思えてくるので始末に終えません。大衆動員的なポピュリズムでもなく、選挙制度に絶望したシニシズムでもない政治を彼が主張しているように聞こえてしまうのは気のせいでしょうか。