被害者と加害者

 先日、ネットに犯罪予告があって、子どもの保育園でも終日施錠などの対策がとられたという話を書きました。その続報です。
http://d.hatena.ne.jp/senzan/20080301

ネットに殺害予告 女児を児童相談所に通告
2008.3.4 11:56
 インターネットサイトに小学生の殺害予告を書き込んだとして、埼玉県警少年捜査課などは4日、軽犯罪法違反(業務妨害)の非行事実で、千葉県内に住む小学4年の女子児童(10)をさいたま市児童相談所に通告した。女子児童は「面白半分で書き込んだ。こんなに大騒ぎになるとは思わなかった」と話し、反省しているという。

 調べでは、女子児童は2月15日午後7時〜8時ごろ、自宅パソコンからインターネットの人気サイト「ニコニコ動画」上に、「埼玉の小学生の女子を2月29日13時に殺します」と書き込み、埼玉県教育委員会の業務を妨害した疑い。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080304/crm0803041155011-n1.htm

 10歳でニコニコ動画を利用しているというのも驚きですが、面白半分とはえ、小学生が小学生を殺すと予告したことも驚きでした。
 少年犯罪は統計的には戦後減少してきていることは承知しています。けれども、子どもが犯罪の被害者になることについてもちろん不安ですが、犯罪の加害者の方にもなってしまわないか、そういう心配もいまの親はその多くがもっているような気がします。