親子遠足

senzan2008-03-20

 昨日、話題の鉄道博物館に子どもとその友だちを連れて三人で行ってきました。平日の開館時間に行ったにもかかわらず、卒園した幼児連れが大量にいて、完全に状況を読み誤っていました。
 鉄博についてはまた別に書くとして、今日は子どもとその友達との関係について。
 まず衝撃的だったのが、うちの子どもの一人称が「俺」だったこと。保育園の友だちといるときにはそういうふに言ってるんですね。以前、一人称が「名前+ちゃん」から「僕」に変化したときも驚きましたが、今回はそれ以上のショック。前回の変化は「成長」を実感させましたが、今回のは「距離」というか、親の知らない「別の世界をもっている」という事実を発見させられました。
 それから気疲れしたのが、友だちからみそっかす扱いされている子の状況。友だちというのが一つ年上のお兄ちゃんで、この4月から小学校に進む年長さんでした。保育園では一番仲がよくて、家でも彼の話ばかりしているのですが、実際に遊んでいる状況を目にするとやっぱりいいようにされているシーンがあるんですよね。お前、もうちょと怒れよ、とか。それを見ても何も口出せない状況がちょっとストレスフル。「親という字は木の上に立って見ると書く」などと心で念じておりました。
 最後に一発芸は5秒以内の法則。博物館から帰宅後、友だちのお母さんがお迎えにくる時間まで家ででんじろう博士的な実験をいくつかやってみました。ディスニーやジブリのDVDをだらだら見せて時間を潰すのももよくないので、不思議な現象を見せて、子どもの好奇心をくすぐる、みたいな企画をやってみました。これまでも自分の子ども相手にはよくやっていたんですが、でもやっぱり他の子どももいると勝手が違います。テレビタレントの一発芸ではありませんが、驚きがあって、分かりやすくて、すぐに終わる、というのでないとあっというまに注意が散漫になる。家庭内でやる分には素人でいいんでしょうが、他の子どもも集めてやるにはもっと緩急をつけて、飽きさせない練習をせねば、と思いました。