敷居の高い国会

senzan2009-04-05

折角国会議事堂まで来たのだから内部まで見学したかったのですが、あいにく衆議院は代議士の紹介がなければ見学できず、参議院は平日なら紹介がなくても入れるそうですが、土日はやはり紹介が必要ということで、この日はかないませんでした。
それにしても、内部の見学はともかく、もう少し建物の近くまで歩いてはいけないものでしょうか。
カナダやアメリカでは議事堂のすぐそばを夜間に徘徊しても、とがめられたことはありません。
中国の人民大会堂だって柵で囲ったりしていないんだから、「西洋では」という話でもないと思います
「警備上の理由」という大義は分かりますが、結局は、「何か」あったときに、それが一体誰の責任なのか、という観念の問題になるように思います。「何か」をやらかした当事者の責任か、それともどのような対策を講じてもその「何か」を許してしまったら当局の責任になるのか。
国民を遠ざけておくよりも、散歩中でもふらっと立ち入れるような、もっと民主的統制を実感できるよう国会が開放されればいいのに、と思います。(2009/04/06記)