集団登校

小学校には毎朝集団で登校することになっています。
これは、他の近隣の区の小学校でも同様のようです。
まず子どもたちは朝定刻に所定の場所に集合します。
場所によっては20人以上が集まるところもありますが、その場合でも一つの班は8名前後になるよう分けられます。
一班は全員が集まった時点ですぐに出発し、集まらなくても定刻になれば遅刻児童を待つことなく出発します。
列の前後には5,6年生が並び、下級生をサンドイッチにするかたちで行進します。
集団登校は他の班も同じような時間に出発するので、特定の時間帯に集中します。だからばらばらと小集団で子どもたちが学校に通うという風景は見られません。
自分たち、親が小学校に登下校したときには、おしゃべりと冒険とナンセンスな行動に満ちたものでしたが、今のこの子たちの登校風景は移動効率と交通安全に最適化されていて、ちょっと殺伐としています。
その是非はともかく、いつ頃、どのような話し合いの結果、こうした登校方式が採用されたのか、その経緯には関心があります。(2009/04/10記)