サッカー少年団

4月からサッカー少年団にうちの子どもも通うになりました。
毎週土曜午後の開催で、隔週で日曜にも練習があります。ただし1年生のあいだは土曜のみです。
土地柄、このへんはどこの小学校にもサッカーの少年団があります。うちの学校の場合、メンバーは70人ちょっとです。一学年150人くらいなので、各学年(2年生以上)、男子児童の5, 6人に1人が参加している計算になります。とはいえ、参加は男子に限定されているわけではなく(少ないながら女子もいます)、また他校からの越境メンバーも何人かいます。
練習は午後に3時間。大体、ランニング、体操をやってから、フィジカルトレーニング、ボールを使った練習をして、最後にミニゲームをやるという流れです。
コーチは各学年2人くらい付いていて、OB団員やその父兄が中心です。また1年生のあいだは父兄による送迎が決められているので、見学している父親が練習を手伝ったりすることもあります。
運営はメンバーの母親が中心で、団長や会計などの役員や、給水、医療などのバックアップを担っています。ざっと見た感じ、母親の参加は10人ちょっと、父親の参加は5人前後という感じでしょうか。昔は子育ては母親の仕事と相場は決まっていましたが、今では育児好きの父親が増えたせいか、父親もなかなか協力的です。
スクールの方は金銭的には負担ですが、親の協力はほぼ皆無です。これに対して少年団の方はお金はほとんどかかりませんが(高学年では合宿などの積立がありますが)、自発的結社なので当然親たちに一次的な責任が求められます。役員になると、土日は完全にこの仕事でつぶれてしまいます。生半可気持では親も子どもを行かせられません。
うちは夫婦ともに文系で、趣味は読書と文楽観劇、野外活動というと農業(?)くらいしかやらない、インドア派です。だから、その間から生まれた子どもが相撲大会に出たいと言い出したとときには、若干、面喰いました。しかし、スクールや少年団などの日頃からスポーツに触れていることを考えれば、そういう発想も不思議ではありません。
スポーツで身を立てることを期待しているわけではありませんが、そういう生き方の幅を広げるような考えを子どもが持ってくれていることに、素直に嬉しく思います。