東京・神戸ルート比較

senzan2009-06-11

この前の週末に実家に帰省してきました。
子どもに田植えを体験させるのと、夏休みの下準備をするためです。
今回は羽田から神戸まで飛行機を利用したのですが、この機会に新幹線と飛行機を使った場合の比較をしてみたいと思います。
・所要時間
新幹線:全体で7時間くらい。新幹線(JR東海)自体は3時間半程度。
飛行機:全体で6時間くらい。飛行機(スカイマーク)自体は70分程度。
・料金
新幹線:親子2名、往復で44,000円(東京・新神戸間では往復割引が適用されない)。
飛行機:親子2名、往復で36,200円。
・アクセス
新幹線:埼京線京浜東北線を乗り継いで東京駅まで。新神戸駅からは地下鉄で三宮駅まで出て、高速バスに乗る。新神戸から直通バスに乗れる場合もあり。
飛行機:埼京線京浜東北線東京モノレールを乗り継いで羽田空港まで。神戸空港からはポートライナー三宮駅まで出て、高速バスに乗る。空港から直通バスに乗れる場合もあり。
・長短
新幹線:
長所=本数が多く、スケジュール調節がしやすい。定刻運行。乗り損ねてもカバーできる。悪天候にも強い。車内で移動の自由がある。車内でまとまった仕事ができる。
短所=時間がかかる。料金が高い。
飛行機:
長所=時間が短い。料金が安い。眺めがよい。搭乗前に休み時間がとれる。
短所=機内の閉塞感が強い。アクセスで乗り継ぎ、垂直移動の機会が多い。悪天候などに脆弱。遅延しやすい。本数が少なく、スケジュール調節がしにくい。
・まとめ
 地方出張の場合、東京・大坂では新幹線、東京・福岡では飛行機が優勢で、東京・広島では甲乙つけがたいという評価が一般的だと思います。だから広島より手前の神戸でも、新幹線利用が普通です。しかし、神戸の場合、飛行機に有利な点もいくつかあります。神戸空港新神戸駅ではアクセスに大差ないこと、スカイマークを利用すれば安上がりであること、などです。
・その他の感想
今回は子どもが小学校に入ってから初めての帰省でした。保育園のように、学校を休ませるわけにはいかないので、金曜日に帰宅してから出発し、日曜日には戻ってくるという2泊3日のスケジュールです。この強行軍でも子どもが体調を崩すことなく、対応できることが分かったのは今後の参考になって、よかったと思います。
 昼過ぎにさいたまを出るような場合には、最終的な所要時間が短くて済む、飛行機の方がよいように思います。
 神戸空港からの直通バスへの接続を期待したのですが、飛行機が15分ほど遅れたため、間に合いませんでした。遅延が起きやすいのは飛行機の弱点でしょう。しかし、神戸空港自体は市街地から近く(ライナーで20分)、空港内も移動しやすいので(どこでも5分以内)、便利だと思います。
 低学年児童に対する付き添いサービスがあるのも、飛行機の魅力です。新幹線で一人旅をさせるのにはまだ不安がありますが、飛行機ならスタッフによる付き添いをお願いできるので、親は搭乗口までの送り迎えだけで済みます。夏休みに子どもだけを実家で長期間滞在させる際には便利でしょう。この点、今回のケースは子どもの対応力を見る上で参考になりました。